ターンアラウンド・マネジメント
ターンアラウンド・マネジメントはTAMと略されて呼ばれる事が多いのですが、ターンアラウンド理論は、欧米の経営者の中では必要不可欠な知識とされ、大学や大学院でもターンアラウンド理論が学ばれています。
例えば、経営破綻したKマートを再建したTAMたちは、膨大な成功報酬を得ており、日本では、最近になって一橋大学や早稲田大学などで授業が始まっています。
弁護士が法律を専門とするのなら、TAMは事業再生の実務を専門とし、2003年に誕生した産業再生機構や、各地に生まれた中小企業再生支援協議会は、公的なTAMの集まりです。 TAMは、事業再生の初めから終わりまで、債務者と共に考えながら再生を進めて行きます。
当然、法的整理の計画を使うときは弁護士と、事業計画の策定や税金対策を行うときは税理士や会計士と連係を図り、事業再生のためのチームをまとめる監督役と思って下さい。
事業再生コンサルタントを名乗る人は勢いよく増えていますが、日本ではTAMの資格認定制度がまだないので、能力にバラつきがあり、事業の問題点を見極め、再生計画までしっかりと立てられるTAMは、まだ少ないのが現実です。
金融機関からの督促を交わすことや、倒産を食い止めるために返済を延ばすこと、金融機関相手に脅迫な交渉をするような人は、TAMとはいえませんし、再生の全体図を描けているTAMでなければ意味がないのです。
事業をDue Diligenceし、決算書などを基に守るべき事業や不動産資産の優先順位を決めたら、再生計画を目標に向かって作成します。
この後は、どのような知識を使って再生して行くかを具象的に決めて行きます。
経営を立て直すために、手形に頼らずに現金決算にし、そのための資金が必要です。
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多重債務の道
現在、多くの経営者が多重債務で苦しんでしますが、銀行や信用金庫への会社からの返済が困難になると、経営者個人が金利の高い消費者金融などから借りて返済している場合もあり、複数の貸し金業者から返済資金を調達するうちに債務が膨大になってしまい、最終的には無許可のヤミ金に手を出してしまう事も有ります。
10社以上の複数からかりて管理がしきれていないことも珍しくありませんし、消費者金融よりも金利の高いヤミ金などの場合、利息制限法違反の場合も有りますが、このような場合は、違法性をついてしまえば債務を減らすことやゼロにする事もできます。